さっそうと三人の侍が竿を片手に、「さあ、いざ戦場に!?」と。何しろ,顔つきが違います。気温は暖かく、長袖のシャツを着ていると汗ばんできます。Yさんは週末の寸暇を惜しんでの釣行。Nさんはかわいそうなことに商売柄、常に携帯電話を忍ばせ、緊急時に対応。Fさんといえば、もうこのあたりは自分の庭のようなもの。川底の石の数さえ知っているようなツワモノ。「なぁに、任せてください。」と顔つきも至ってリラックスしています。この日は昨日の雨で、Yさんのシークレット・スポットは水位が高くなかなか成果が上がらず、場所を変えようとしたところYさんがライズを発見。ところが、水位が高いため近くによれず、やむなく陸からストーキング。超高度の集中力にもかかわらず,惜しくも時間切れで帰宅しました。

見てください。このかっこいい姿。
結局、いつもの上流の橋の袂に行くことになりました。Yさんを送っていった駅で買ってきたサンドイッチをほおばりながら楽しい釣り談義。周りをみまわすといつもより人が少ない。なんとなくゆったりした気分になります。さあつり始めます。Fさんが「サイト・フィッシング」なるものを披露してくれました。水は多少のにごりはあるものの、プールしているところではかなり透き通っていてトラウトが二尾ほどなにやら捕食しています。あれやこれやフライを代えながら、やっと食いついてきたのは、20番くらいのグリズリ−・ナット。そのときの様子がこの写真です。

この瞬間!見ているほうも興奮します。
やさしく水からあげてやります。Fさんのこのやさしそうな手。トラウトも何か言いたそうな顔をしています。

「やったぞー」
Nさんの決定的瞬間。かなり流れの速いスポットです。
繰り返し、繰り返し「カディス」を流しました。これは今日2尾めのトラウトです。Fさん譲りのショットガン方式。

Nさんの釣り上げた2尾目。とにかく丁寧に丁寧に手ですくい上げました。この後水の中に逃がしてあげると、感慨きわまった様子で、「うーん、そうだよな、あれだ、あれなんだ。やっぱり忍耐が必要だ。」 腕を組み、自分ひとりでうなずきながら感心していました。今日はこれで満足。何も言うこと無し。

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